お湯の上手な使い方
- 一日に使用できる湯量は限りがあります。特に冬期は水温も低く、無駄な使い方をしますと湯量不足になりますから上手に使いましょう。
- 無駄なお湯を沸かさないようにすると経済的です。お湯の使用量に見合った温度設定をしてください。
- 温度設定は、翌日のお湯の使用量を考えて設定してください。
- 通電時間中に大量のお湯を使用しないでください。翌日の湯温が低くなる恐れがあります。
- 入浴は家族が連続して入るようにしましょう。
- 炊事での流し洗いは避け、容器に受けて使いましょう。
- お風呂のたし湯は浴槽内の湯を減らしてから行ってください。
使用上のご注意と警告
注意
- 飲用に際しては一度やかんなどで、沸騰させてからご使用ください。
- 長期間のご使用により、タンク内に水アカがたまったり、配管材料の劣化により、水質が変わることがありますので、みだりに飲用しないでください。特に、配管内に長期間たまっていた水は調理にも使わないでください。
- 本体の上に物を置いたり、人が乗ったりしないでください。転落や本体の転倒によりケガをする恐れがあります。
- 長期間(1ヶ月以上)使用しない場合は、次の手順で水を抜いてください。
- 電源スイッチを「OFF」にしておいてください。
- タンク内のお湯は、お風呂に給湯するなどしてタンク内のお湯を使いきり、水になってから完全に抜いてください。
- 通電はタンクを満水にしてから行ってください。過熱して機器が故障する恐れがあります。
警告
- 製品正面の前カバーは開けないでください。前カバーの内部には電気部品があり、触れると感電することがあります。前カバーを開ける場合は販売店にご相談ください。
- 製品は絶対に分解したり修理・改造は行わないでください。発火したり、異常動作してケガをすることがあります。故障の場合は販売店にご相談ください。改造してのご使用の場合は保証できません。
- やけどにご注意ください。混合栓を操作(先ず水栓を開いてから、湯栓を徐々に開く)して、お湯を適温に調節してからお使いください。お湯だけで使用しますと、やけどをしたり、流し台・浴槽をいためる場合があります。
凍結防止対策について
- 冬期は寒冷地だけでなく、温暖な地域でも思わぬ寒波で気温が0℃以下になることがあります。配管が凍結するとでんき温水器が使えないばかりか、減圧弁逆止弁・逃し弁の破損、場合によってはタンクが破壊することも考えられます。したがって、凍結事故を防ぐための地域の気候条件にあった凍結防止策を行ってください。
- 凍結防止には、次の方法などが考えられますがどの凍結防止対策が施工されているか、およびその操作方法についても据付工事店に確認してください。
- 1.たれ流しによる方法・・・
- 凍結が予想される日に、給湯せん、シャワーなどの蛇口を糸の引く程度開けて水を出し放しにして凍結防止する方法。
- 2.水抜きによる方法・・・
- 水抜き用バルブで配管内部の水を抜取り凍結防止する方法。
- 3.凍結防止ヒーターによる方法・・・
- 減圧弁や配管に加温ヒーターを巻きつけ、配管を暖めて凍結防止する方法。
